過去に大きな失敗をすると、自信をなくして、新しいことをやろうとしても
踏み出せないということがあります。
「また失敗してしまうのではないか?」と思ってしまい、躊躇してしまう人も
いるかもしれません。
一回、もしくは数回の失敗で、その後の人生で何もできなくなってしまうというのは
もったいない!
過去の経験を乗り越えて、新しい一歩を踏み出してみませんか?
10年ほど前、わたし自身大きな失敗をしました。
1300万という借金を背負ったのです。
消費者金融から300万。
友人、知人から300万。
両親、祖母から700万。
このときは、さすがに精神的にかなりきつくて参ってしまい、人生最後の4度目のうつ状態に
なってしまいました。
振り返ってみれば、その経験も大きな財産なのですが、当時はそう思えませんでした。
だから、大きな失敗での痛手や自信喪失は、本当によく分かります。
行動したくても起こせない状況をぶち破り、人生最大の失敗を自信に変える3つのステップを
紹介します。
ステップ1 失敗の捉え方を学ぶ
行動すれば、何らかの結果が出ます。
成功か。失敗か。
成功すれば学びになり、さらに成長し、成功する可能性が大きくなります。
では、失敗するとどうなるでしょうか?
・・・多くの人はこう考えるかもしれません。
失敗すれば自信がさらになくなり、ダメになっていく可能性が大きくなる。お金や人間関係など、
失うものが多い・・と恐怖しか感じない。
これは、とてももったいない考えです!
ピースは、失敗も「この失敗から学び、次やるときはどうやればいいかを考える材料にする」と
決めておけば、実は成功よりも「学び」「成長する」ことができると提案したいと思います!
つまり、行動すれば、成功か失敗という結果がうまれ、どちらにしても学びになり、成長し、
いつか絶対に成功します。
では、本当の失敗とは、なんでしょうか。
学びと成長の逆を考えてみてください。
失敗することが怖くなり、挑戦することを「諦め、行動を辞めること」に他なりません!ということは、
失敗が怖くて行動してない=すでに「失敗」しているんです。
捉え方を変えれば、失敗は失敗ではないのです。
だから、安心して行動しましょう!
行動を続ける限り、本当の意味の「失敗」にはならないのですから。
※詳しくは、「行動を邪魔する心のブレーキとの向き合い方」という記事がブログにあるので、
興味のある人は読んでみてください
→ http://kanousei88.com/kokoro_brake/
ステップ2 「自信の付け方」を学ぶ
とはいえ、「一歩目」を踏み出すためには、勇気やエネルギーが必要になります。
あなたなら、エネルギーをどうつくりますか?
過去の成功体験を思い出す?
周りの人に自分の良いところを言ってもらう?
自分を褒める?
やり方はいろいろありますが、わたしがオススメしたいエネルギーのつくり方は、
「自分自身に○(マル)を付ける」ことです。
過去の失敗に引っ張られて、「自分は出来ない人間なんだ!」と、自分を傷つける
悪循環に陥る必要はありません。自分に×(バツ)を付けて、自分のエネルギーを
下げるような可能性があることを避けてください。
エネルギーが下がると、行動が出来なくなります。
一番大切なのは、自分のエネルギーを上げて、行動できるようにしておくこと。
そのために、最も効果的なのは「自分自身に○をつけること」なんです!
さらに、自分に「○をつける」というレベルもトコトン下げたところから始めてください。
「行動したから○」ではなく、自分が「意識したから○」という意識承認の段階を、
自分に許してほしいのです。
たとえ行動しなくても、できなくても、行動しようと思って、「意識」しただけで「自分に○!」
という状態が理想的です。
※詳しくは、「自分を大好きになるヒント〜承認の4ステップ〜」という記事がブログにあるので、
興味のある人は読んでみてください
→ http://kanousei88.com/love-myrself/
ステップ3 小さな階段をつくる
失敗の捉え方と自分への意識承認を理解し、行動できるようになってきたら、
次の一歩は「小さな階段をつくる」ことです。
たとえば、「あなたがピアノを弾いて、みんなの前で発表するレベルまでなりたい!」と
思ったとします。
多くの人は、「ピアノを毎日たくさん練習しよう! しなければいけない!」と思うようになり、
習慣化せず終わってしまうことがあります。
そんなときは、1日1回1小節を絶対に弾く!と考え、ハードルを下げます。
練習を重ねていく中で、「きょうはジャーンッと弾いておしまい!」という日も出てくるかもしれません。
最初から目標を低く設定しておけば、少ししか弾かなくても自己嫌悪に陥ることはありません。
まず、人は続けることが大切。続けていれば、どんどん技術が上達していきます。
小さな階段でいいから、行動しない日がないようにすることがとても大切です。
見出し:最後にもう一度確認!
ステップ1 「失敗の捉え方」を学ぶ
ステップ2 「自信の付け方」を学ぶ
ステップ3 「小さな階段をつくる」