今、私には尊敬する師匠がいます。
それは、格闘技の分野で8人もの世界チャンピオンを育てた
トレーナーでもあり、自身も日本チャンピオンに輝き、
その後もビジネスの分野でも成功をおさめた 須田達史という教育者です。
<須田達史氏>
<魔裟斗に勝ち、世界一になったアンディーサワー選手と一緒の写真>
その師匠から教えて貰った、トップアスリート達の共通点というお話をシェアします。
教えて貰ったことに、私の理論も付け加えてご紹介します!
〜トップアスリート達の夢の叶え方とは?〜
ここに3人の小学生時代の将来の夢の作文があります。
どんな共通点があるが、あなたは発見できるでしょうか?
本田圭祐選手
ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。
世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。だから、今、ぼくはガンバッている。
今はヘタだけれどガンバッて必ず世界一になる。
そして、世界一になったら、大金持ちになって親孝行する。
Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。
そしてレギュラーになって10番で活躍します。一年間の給料は40億円はほしいです。プーマとけいやくしてスパイクやジャンバーを作り、世界中の人が、
このぼくが作ったスパイクやジャンバーを買って行ってくれることを夢みている。一方、世界中のみんなが注目し、世界中で一番さわぐ4年に一度のWカップに出場します。
セリエAで活躍しているぼくは、日本に帰りミーティングをし10番をもらってチームの看板です。
ブラジルと決勝戦をし2対1でブラジルを破りたいです。
この得点も兄と力を合わせ、世界の強ゴウをうまくかわし、
いいパスをだし合って得点を入れることが、ぼくの夢です。
イチロー選手
僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。
そのためには中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。活躍できるようになるためには練習が必要です。
僕は三才の時から練習を始めています。
三才から七才では半年くらいやっていましたが、三年生の時から今までは三百六十五日中三百六十日は激しい練習をやっています。だから、一週間中で友達と遊べる時間は五、六時間です。
そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球選手になると思います。
そして、その球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズです。
ドラフト一位で契約金は一億円以上が目標です。 僕が自信のあるのは投手か打撃です。去年の夏、僕たちは全国大会に行きました。
そして、ほとんどの投手を見てきましたが自分が大会ナンバーワン選手と確信でき、打撃では県大会四試合のうちホームラン三本を打てました。
そして、全体を通した打率は五割八分三厘でした。 このように自分でも納得のいく成績でした。そして、僕たちは一年間負け知らずで野球ができました。
だから、この調子でこれからもがんばります。
そして、僕が一流の選手になって試合に出られるようになったら、
お世話になった人に招待券を配って応援してもらうのも夢の一つです。
とにかく一番大きな夢は野球選手になることです。
石川遼選手
「将来の自分」 石川遼
二年後・・・中学二年生、日本アマチュア選手権出場。
三年後・・・中学三年生、日本アマチュア選手権(日本アマ)ベスト8。
四年後・・・高校一年生、日本アマ優勝、プロのトーナメントでも勝つ。
六年後・・・高校三年生、日本で一番大きなトーナメント、日本オープン優勝。
八年後・・・二十歳、アメリカに行って世界一大きいトーナメント、マスターズ優勝これを、目標にしてがんばります。最後のマスターズ優勝はぼくの夢です。
それも二回勝ちたいです。みんな(ライバル)の夢もぼくと同じだと思います。
でも、ぼくは二回勝ちたいので、みんなの倍の練習が必要です。
みんなが一生懸命練習しているなら、ぼくはその二倍、一生懸命やらないとだめです。ぼくはプロゴルファーになって全くの無名だったら、「もっとあのときにこうしていれば・・・」とか後悔しないようにゴルフをやっていこうと思います。
来年には、埼玉の東京GCで行われる「埼玉県ジュニア(中学の部)」で優勝したいです。
今は優勝とか関係ありません。中学になってからそういうことにこだわろうと思います。高校生で試合に優勝すると、外国に招待してくれます。
その試合で世界から注目される選手になりたいです。
ぼくは勝てない試合には今は出ません。
ぼくの将来の夢はプロゴルファーの世界一だけど、
世界一強くて、世界一好かれる選手になりたいです。
どうでしょうか?
あなたは 何が共通点だと想われましたか?
トップアスリートの共通点 その1「未来の明確なイメージ」
まず1つ目の共通点は、未来の姿を明確にイメージしているという点です。
自分の夢を曖昧にせず、いつ、どこで、どうなっているのか?
これを明確にリアルに描いている。
そうすることにより、意識が集中し、自分のエネルギーをどこへ
向かわせればいいのか?が明確になります。
太陽のエネルギーが ただサンサンと照っていたとしても
エネルギーを集中しなければ、燃える事はありません。
しかし、虫眼鏡で太陽のエネルギーを1つに熱め、
集中させると燃えます。
これがエネルギーを現実化させる方法なのです。
夢を叶えるトップアスリート達は、常に明確に自分の夢を具体的にし、
ありありと描いているのです。
トップアスリートの共通点 その2「未来からのブレイクダウン」
3人ともに共通するのが、明確なゴールを描いた後、
そのゴールに辿り着く為にどんなステップを踏まないといけないのか?
そのステップのために、今何をしなければいけないのか?
それをどれくらいの量をこなさないといけないのか?
それが明確に描かれています。
具体的な階段のステップがあるからこそ、
人は自分の夢にどれだけ近づいているか?ということを理解でき、
自分のモチベーションを保つ事ができるのです。
夢を描いたら、具体的な階段を描きましょう。
トップアスリートの共通点 その3「達成の為の戦略の設定」
階段を描いたら、その階段を確実上る為に何をすれば良いのか?
を徹底的に分析します。
こうやったらこの階段を確実に登れる!
あとは、ただやるだけ!
ここまで落とし込みが出来ていると夢の階段が上れます。
〜夢が叶わない人の3つの理由〜
講演会、コーチングをしていて 多くの方が迷っている物があります。
1つ目 夢、目標の迷い
2つ目 夢を実現するステップの迷い
3つ目 ステップ1つ1つをどう登るかという迷い
です。
本当に自分の夢を本気で叶えるというのであれば、
ただ、漠然と想うのではなく、思い描いたあと、
具体的に徹底的に分析をし、
分析をしきったら、
あとは、ただ、徹底的にやる!!やる!!やる!!
の繰り返しです。
分析をし終えたら、考える、悩む暇無く、ただ、ただ、
一心不乱にやりきるのみです!!
夢が叶わなくなっているときは、
よーく振り返って分析をしてみましょう!
トップアスリートの共通点 その4「ただ、やり続ける」
3つのステップを明確にしたら、
あとは、ただ「うつべし、うつべし」です。
ひたすら、没頭して、何も考えず、決めた道のりをやり切る!
何百回、何千回とやり切る!のです。
その道の専門家になるために必要な時間を計算した研究者によると
1万時間その分野に費やすと誰もがその分野で一流になれる!という
共通点があるそうです。
(参考文献)
天才! 成功する人々の法則
多くの人が1万時間費やせない多くの理由が、
やる前から悩み、悩み、悩み、 何も決めず、分析もせず、
迷い続けている間に時間が過ぎているのです。
迷う暇があれば、まずやってみる!
それが良いかどうか?なんて
やってみないと分かりません!
100聞は、1見にしかず。
100見は、1経験にしかず。です。
体感をしてみる事が最強です!
トップアスリートの共通点 その5「喜んで貰う人を決める。」
夢を叶える人達の共通点として、その夢を叶えたら誰が嬉しいのか?
という喜んでくれる対象が明確で、
誰に夢を達せしたら恩返しするか?
と常に循環をさせる意識を持っています。
自分だけが嬉しい・・・ではエネルギーが枯渇します。
でも、親が喜ぶ!子どもが喜ぶ!奥さんが喜ぶ!仲間が喜ぶ!師匠が喜ぶ!
と喜んでくれる対象が多い人ほど 夢にかけるエネルギーが増え、
モチベーションが継続するのです!
いかがだったでしょうか?
今あなたが 夢を持っていて、叶えられていないのだとしたら
どれが今の自分に足りないところだったでしょうか?
何度も読んでみて、今の自分に必要なところを埋めていってみましょう!
〜最後に・・・今日のプレゼント。〜
夢を実現するワークシート
問1
「今のあなたの夢や目標は何ですか?明確なゴールイメージを教えてください」
問2
「あなたの夢や目標を達成する為の具体的なステップを教えてください」
問3
「具体的なステップを確実に登る為の戦略を教えてください」
問4
「その1つ1つのステップをどれくらい時間をかえてやっていますか?」
問5
「あなたの夢が叶ったら喜んでくれる人は誰ですか?
また夢が叶ったあかつきには、誰に恩返しをしたいですか?」
この問5までを埋めるだけで、あなたの夢は進化します!
是非やってみてください
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