被災地に入って思ったこと
2016年4月14日から16日にかけて熊本で震災があり、
すぐに現地へ入って支援がしたかったのだけど、
やっとスケジュールの調整がついて、
現地へ入れたのが、2016年4月20日だった。
震災が起こってから、
現地の人たちのメンタルケア、
被災者してない支援する側の人たちのメンタルケア
両面で自分自身が出来るかことがあると思い動いてきた。
今、被災地にいるからこそ、
書けることがあるという自分の直感に従い、
iPadに向かってます。
被災地、被災地以外にいる全ての人に
震災時のメンタルケアについて一緒に考えて貰いたい。
被災地にいる方々のメンタルケア
昨日から震災支援の現場に入って感じたことがある。
これは東日本震災支援のときも感じたことですが、
被災者のメンタルの違いについてだ。
家を失った、
家族を失ったという
変えようのない事実でメンタルが落ち
悩み苦しむ人は仕方がない。
だけど、自分が被災をした被害者なんだという
弱者のメンタルの状態になってしまうと、
貰うことが当たり前になり、
そんな人ほど元気を失っていく。
しかし、同じ被災者だけど、
被災者のために何が出来るだろう?
と人のため、世のために動き出した人は
みるみる元気になる。
事実、昨日も現場で動いている若者たちは
夜中まで笑顔で荷物を運び笑いあっていた。
人の為になっている!と
実感できたとき、魂が喜んで
人は元気になるように出来てる。
だから、被災者にお伝えしたいメンタルケアは、
被災者なんだという被害者意識に囚われず、
自分に何が出来るだろうか?
という意識を持って動くことが
1番のメンタルケアになるということです。
被災していない支援側のメンタルケア
現地に来ていると、
様々な立場の人から色んなメールが届く。
多いメールが自分に何が出来るのか?分からない。
そして、何も出来てない自分を責めてしまう。
結果、本分である仕事もままならず、
何も出来ない状態で落ち込んでしまうという情報だ。
今、現地に来ることが出来ないと
思っている全ての支援者の方にお伝えしたいのは、
自分の本当の役割はなんなのか?
今回の震災支援にどう関わることが自分の魂が喜ぶのか?
というメッセージです。
本当は現地へ来たい。
だけど、行けない場合
多くの人は自分を責める。
そんなとき、自分に聞いて欲しいのが
来たいけど来れない本当の理由は何だろうか?
- 時間的制約?
- お金的制約?
- 現地に入る恐怖?
- 被災するのではという恐怖?
- 来ても何が出来るか分からないという不安?
ここと向き合うことが大切になる。
よく向き合って、なぜ行かないのか?
がスッキリすることでメンタルケアになる。
人のメンタル状態で1番良くないのが、
スッキリさせない状態をキープしてる時間が長いことだ。
スッキリしない状態が長くなると
人のメンタルはどんどん弱まる。
だから、まず、紙に書き出して
スッキリさせることを最優先してほしい。
来たいけど現地へ来れない本当の理由は何だろうか?
何が出来るか?にフォーカスする
現地へ来ないという選択をした後は、
自分に何が出来るかを考えることです。
もちろん、何もしないという選択肢もありです。
ただ、何もしない場合も、
本当にそれが自分の魂からのスッキリに
つながるかをよく感じてみましょう。
何かをする!と決めた人は
どうすることが1番魂が喜ぶか?
というメッセージです。
震災支援をするときに
どんなことを出来るのか?
ということが分かってると
支援の様々な方法が選べるのが
より気持ちがスッキリします。
以下は、震災支援のフェーズにおけるサポートの種類です。
- 今すぐ支援できること
- 少し先に支援ができること
- もっと先に支援ができること
- 長期で支援できること
様々なサポートがあります。
支援をするための具体的な方法
1,労働力支援
実際の自分の仕事のスキルを使って支援する方法
コーチ、カウンセラーが
スカイプなどでメンタルケアをする。
美容師が髪を切りに行く。
料理人が炊き出しをする。
などなど
2,物的支援
被災地に必要な物資を調べて、
タイミング良く必要なものを届ける。
3,経済的支援
支援金、義援金、寄付金の違いをよく調べてお金を募金する。
■「寄付金」とは・・被災者支援活動をする団体(主にNPOや自治体)へのお金。このお金は公共道路や湾岸の復旧支援事業のために使用されることが多い。
■「義援金」とは・・被災者に直接渡されるお金。しかし、平等に渡すために事故からしばらく経ってから配布される。
■「支援金」とは・・被災地で活動を行う団体や機関(NPO・NGO)に対してのお金。
支援金のオススメ先
🌟アジアチャイルドサポート
アジアの震災支援、復興支援、学校づくり、
井戸づくりなど現地のニーズを把握し
20年の支援実績がある。
東日本震災支援でも様々な支援の実績がある。
<振込先>
琉球銀行 赤道(あかみち)支店(普)
店番号 511 口座番号 505353
口座名 アジアチャイルドサポート
🌟熊本震災支援チーム
地元熊本で作られた緊急の震災支援のチーム
避難所を調べ、国が支援できていない避難所
120箇所をカバーし、支援を続ける団体。
<熊本支援チーム 振込先>
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肥後銀行 本店 普通 2455238
名義 東日本大震災熊本支援チーム
実行委員会 代表 栗谷利夫 (クリヤトシオ)
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熊本銀行 本店営業部 普通 3035139
名義 東日本大震災・熊本支援チーム
実行委員会 代表 栗谷利夫 (クリヤトシオ)
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ゆうちょ銀行
店名: 七一八 店(ナナイチハチ店)
口座番号: 2275505
東日本大震災・熊本支援チーム
実行委員会 代表 栗谷利夫(クリヤトシオ
4,情報的支援
現地に必要な物資の情報や
避難所情報や
リアルタイムにみんなが必要な
情報を感じて、スピードで出していくこと。
以上のように支援には様々な形があります。
今すぐ現地へ行くことだけが
サポートではなく、長期で捉えて、
自分の役割が来たときに支援をすることも
大きな役割です。
わたしは、東日本震災支援の経験を
通して、1番感じたのが、
自分の本当の役割を通じて
支援を続けることが1番息の長い
震災支援につながるということでした。
自分の本分から離れて
支援を続けると長期で支援をすることが出来ず、
どこかで疲弊感が出てきて、
継続できないばかりか、メンタルダウンすることがあります。
それは、わたし自身が経験したことです。
だからこそ、
震災支援をするとき
自分の魂が1番喜ぶのか?
何をすることが一番自分の魂が喜ぶのか?
ここをしっかり見極めることが
長期的な支援のためにも
自分自身のメンタルケアのためにも
大切なことになります。
是非、自分自身の魂と対話して
自分が今何をすべきか?
どうしたいのか?
明確にして動いていきましょう!!
最後になりますが、
私が「ハワイ」の女神修行で魂の声を聴くということをひたすら行っている時に、
インスピレーションを受けた言葉をお送りいたします。
皆さんの心がすっきりして本来の魂で生きれますこと、
心より願っています。