自分が、すべての出来事を起こす原因だとしたら、一体、自分の何を変えることができるでしょうか?
相手を変えようとしている間は、まだまだ自分が変われるチャンス。
自分がどんどん変わっていけば、成長し、人生のステージが変わっていきます。
アメリカの自己啓発の大家・ジグ・ジグラーの言葉から、学んだ事をシェアします。
人生を決めるのは自分
人生に困ったことは起こらない。
起こった出来事で困るかどうかを決めるのは自分である。
人生は自分の気持ち次第でどうにでもなる。
このジグ・ジグラーの言葉に、鬱だった20歳のわたしは救われました。
「ああ、そうか、結局自分の心が変われば、すべてが変わるんだ・・・」
そう腑に落ちのです。
楽しいこと、悲しいこと、つらいこと、苦しいこと・・・どんなことが人生で起こったとしても、自分がそれを判断する前は、ただのひとつの「出来事」にすぎない。
その出来事に対して、喜怒哀楽のうちで、どんな感情を抱くか、それが自分にとって良いことか悪いことかの価値を決めて、判断をして、人生はつくられていく。
そう。 起こった出来事をどう見るかで、自分の人生が決まっていく。
だから、わたしは、人生で起こるすべての出来事を「サイン」と考えるようにしている。
そうすれば、マイナスの出来事が起こったとしても、「最悪!」と考えるのではなく、「天が自分に何かメッセージを送っているのだな」と捉えるようにしています。
「最悪!」を「天からのメッセージ」に変えて、プラスの感情を持って受け取るのです。
そうすると、「最悪」の出来事が、天からのメッセージを受け取ったという「感謝」に変わることがあります。
すべての出来事は、ただの出来事でしかない。
それにどんな解釈をするかで人生が決まります。
自分の前に起こっていることに意味を見出すのは、あなたなのです。
中国の儒学者・孟子も、こんなことを言っています。
人を愛しても、その相手がこちらに親しまなかったらならば、
自分の愛と思いやりが、まだどこかで足りないからだと反省をしよう。
人の上に立って、指導しても上手くいかないときは、
こちらの知恵と考えが足りないのではないかと反省しよう。
人に礼をつくしているのに、
相手からの礼が返されないときは、
こちらの相手を敬う心が足りないのではないかと反省しよう。
このように、すべて自分の行うことが上手くいかないときは、
自分にその原因があるのではないかと考えてみるようにするのだ。
そうすれば、
自分自身がますます正しくなっていくし、
天下の全てのことも必ず自分のほうにつき従ってくるのである。
目の前で起こることを、どう受け止めるかで、あなたの人生が決まる。
だとすれば、あなたは、どんな人生を選びますか?