笑顔で登場してきた彼は「Jean Sok」という名の、片足の無いダンサーです。
Facebookで何気なく流れてきた彼の動画をみていたのですが、
途中から画面に釘付けになってしまいました。
言葉にできない感動はどこからきているのか、
自分でも分からないままとにかく彼のダンスに魅了されました。
彼に片足が無いから感動したのか、
このダンス自体に感動したのか、
それはよく分かりませんでしたが、
とにかく、ブログでシェアしたくなりました。
【動画を見る時間がない方や、動画の内容を細切れに確認したい方へ】
動画のキャプチャを何枚かとって並べてみました。
この動画の雰囲気を感じていただければと思います。
松葉杖を使ったアクロバティックなシーンです。
このあたりから、ギャラリーも普通じゃないぞ!!
という雰囲気に変わってきます。
途中、杖を手から外し、杖に足をかけ乗っかりながらダンスを披露し始めます。
彼は、片足がないということだけではなく、彼オリジナルのダンスを作り上げている。
という点においても凄いのだと思います。
杖を使ったこの様なパフォーマンスはみたことがありません。
ブレイクダンスでよく見る、明日を床について下半身を回すダンスです。
当然ながら、手をつかって体を回すよりも杖を使って体を回す方が難易度が高そうです。
最終的には杖を持たずにブレイクダンスを繰り広げます。
片足の無い人が杖を持っていないだけでなく、ダンスを繰り広げている。
もはや、障害者・健常者という枠でしか人を見れなかった自分が、
ガタガタと崩れていき、一人のアーティストとしての尊敬を感じ始めました。
さらにダンスは続き終盤に差し掛かります。
最後の見せ場が終わり挨拶をすると、
拍手喝采のスタンディングオベーションです。
まだ、この動画をみたことのない方は、ぜひ、一度みていただきたいです。
下に、Jean SokさんがFacebookでシェアしていた動画を埋め込みました。
ちなみに、彼のFacebookページは「https://www.facebook.com/people/Jean-Sok/100000179685974」こちらです。
こちらが、このキャプチャの動画になります!ぜひ、ご覧ください。
<3
Posted by Rodrigo Pires on 2014年8月14日
色々と調べたところ彼は他にも、
シルクドソレイユに出演したり、
他のアーティストとコラボレーションをしていたりと、
その魅力を全世界に伝えています。
元々、運動能力やダンスのセンスが高かったのかもしれませんが、
この動画から伝わってくるのは、「ダンスが大好き」ということや、
「片足がない」ということを言い訳に自分の人生を無駄にしていないということです。
単純な話ですがこの様な人の姿を見ると、
自分自身が何かに言い訳をして、
自分の可能性に制限をかけているかもしれないと、
背筋が伸びる気持ちになりました。
人生のハンデがあるかないかではなく、
目の前の出来事を受け入れていく姿勢や、
その継続による大活躍に可能性無限大のヒントを見ました。
■Jean SokさんのFacebookページ
https://www.facebook.com/people/Jean-Sok/100000179685974
■Jean Sokさんがシルクドソレイユで活躍したことを綴った記事
■Jean Sokさんのプロモーション動画
■Jean Sokaさんが音楽アーティストとコラボしている動画
自分のハンデや、自分のネガティブな側面にとらわれず、
自分が大好きなことや、自分の魂が反応することに一生懸命になることで、
人生を展開するキッカケになることを願っています。
記事:天才ライターズ