世界ランキング10位あたりを低迷していたテニスプレイヤーの錦織圭選手。
昨年の全米オープンでは世界ランキング1位の選手を破り、日本人で初めて準優勝しました。快進撃は止まりません。
その強さの秘訣は、何だったのでしょうか。
錦織を育てたマイケル・チャン氏が初めて語った内容を元に、
人の可能性を無限大にする秘訣を探ってみたいと思います。
※1月に放送されたNHKのテレビ番組「勝てない相手はいない~錦織圭 成長の軌跡~」を参考にしています
1つ目の秘訣 : 自分の長所と短所を知り、長所を活かせ!
錦織選手は、自分自身の長所と短所を完全に理解をしているわけではなかった。
しかし、マイケル・チャン氏という世界的コーチの分析により、
自分自身の長所と短所をはっきりと理解し、長所を伸ばすことに専念できたのです。
※1月に放送されたNHKのテレビ番組「勝てない相手はいない~錦織圭 成長の軌跡~」より引用
だからこそ、全米オープン準優勝、自己最高の世界ランキング5位(2月時点)という記録を打ち立てることができたのではないでしょうか。
ここから学び取れる私たちの学びは、
「あなたは、自分自身の才能を活かすため、自分自身の長所と短所を
客観的に理解をしているだろうか?
そして、長所を理解しているなら、その長所を伸ばすための取り組みをしているだろうか?」
ということです。
自分の長所を発見するには、「客観的に自分自身の分析」をすることが必要です。
そのために
「あなたは、どんな分野に属し、あなたにとってのライバルは誰なのか?」
「あなたのライバルと比較して、あなたの長所と短所は何なのか?」
これを自分自身と、そして、あなたの分野に精通している世界レベルのメンターに分析をしてもらうことで、あなたはその分野の世界一になれるはずです!
人が、1人だけでできることは限られています。
徹底的に追求したあとは、他力を借りることも必要があります。
全ての世界的トップ選手は、自分自身を俯瞰するためにトレーナー、コーチ、メンターを付けています。
わたしピース小堀も 自分の分野で世界一になるために、メンターをつけて自己分析を徹底的にしています。
というのも、自分が世界一になるために、世界というレベルで闘い、ものごとを見つめ、考えてきた人でないと、世界で通用する基準が分からないからです。
だからこそ、わたしは 須田達史氏という世界チャンピンを8名も生み出した
トレーナーをメンターとし、自分自身を磨き続けています。
わたしがこの運命的な出会いが出来たのは、
世界一を実現するために必要な人を求め、行動したら、出逢うことができました。
錦織選手がマイケル・チャン氏に会えたのも、心から求めていたからではなかったでしょうか。
■1つ目の秘訣から問い■
「あなたは、自分自身の長所を理解していますか?」
2つ目の秘訣:自分が勝てると信じること
錦織選手は、マイケル・チャン氏と最初出会ったとき、自分自身への自信を完全に持てている状態ではなかった。
その精神の弱さをマイケル・チャン氏は発見し、一日に何度も、君は世界一の選手に勝てる選手なんだと言い続けた。
※1月に放送されたNHKのテレビ番組「勝てない相手はいない~錦織圭 成長の軌跡~」
これは、ピース小堀が全国で開催している「可能性無限大LIVE」で伝え続けている「天才を育てた両親たち」と共通しています。
人が自分の可能性を無限大にするためには、
根本にある「セルフイメージ」と呼ばれている自己概念の土台が大切になります。
それは、その人の思考をつくり、行動を起こしていく根幹だからです。一番重要だと言っても過言ではありません。
自分自身に可能性があり、世界一の選手に勝てる!
という自己概念(セルフイメージ)がある人は、本当にその通りになります。
しかし、世界一の選手には勝てないという自己概念(セルフイメージ)になっていると、本当にその通り勝てなくなってしまうのです。
天才を育てた両親たちの共通点は、
子どもたちが小さいころから徹底して、子どもたちを天才扱いして育てています。
- プロテニス選手の「マルチナ・ヒンギス」
- 相対性理論で知られている物理学者の「アインシュタイン」
- 発明王の「エジソン」
- 大リーグ15年目に突入したプロ野球選手の「イチロー」
- 長年トップに君臨し続けたプロゴルファーの「タイガー・ウッズ」
各分野の天才たちを研究したところ結果、両親たち全員が、彼らを天才として扱い続けていたそうです。
結果、彼らは自分自身が天才だと思い込むようになり、それぞれの分野で天才的な才能を発揮できたのです。
子どもたちにとって、親は自分自身を形づくる世界そのものです。
また、人間は10歳までに自己概念(セルフイメージ)が決まると言われています。
世界そのものの存在から全肯定で「あなたは天才だ!」と言われ続けたら、
子どもは「自分は天才なんだ!」と思い込みます。
そう思い込んで行動すれば、天才的な結果が生まれます。
その結果をみて、「やっぱり自分は天才なんだ!」と思う循環が生まれます。
子どもにとって、親の言葉と信念が、子どもの信念をつくり上げていくのに重要になるのです。
マイケル・チャン氏もこの理論通り、
錦織選手に対し1日に何度も「君は世界一の選手に勝てる選手だ!」と励まし続けました。
まさに、錦織選手の中にある「セルフイメージ」を変える取り組みなのです。
過去に、四大大会最年少優勝を達成した選手から、
身長などフィジカルな差は一切関係ない
君は世界一を取れる選手なんだ!
1日何度も何度も言われ続けたことが
錦織選手の信念に影響を与えたのです。
わたし自身も、人生が変わり始めたのは、
楽しく・楽に・速く読む速読術の「楽読」を生み出した平井ナナエさんとの出逢いでした。
今から5年ほど前のことです。
会うたびに、「ピース、めっちゃええやん!!」と言われ続け、
自分の中に「ある土台」が生まれました。
それは、どこかで自分自身を責めてしまいがちだった自分に取って
とても大切な、どんな自分も肯定していいんだよ!
という深い自分自身への承認という「土台」でした。
自分が何かをしようと思ったということに対して、自分を承認する「意識承認」ができるようになったのです。
※詳しくは自己承認の4つのレベルをまとめた記事をご覧ください
意外にも、自分を認められていない自分が分かりました。
そして、2013年の夏に、キックボクシングの世界チャンピオンを8人も生み出した須田達史さんと出逢いました。
世界に通用する基準を知っているうえで、
「ピース、おまえは世界一になれる器の人間だ!」と何度も言っていただき、自分自身の根本的なセルフイメージが塗り替えられたのです。
そこから、世界的な活躍が出来る自分!というイメージが生まれたからこそ
現在講演会で世界からオファーを受けるという状態になれたのだと
思います。
自分自身の経験と、過去の天才たちの共通点から、
切に願うことがあります。
もし、今、あなたが子どもを持つ親や、子どもに影響を与えられるような仕事をしているなら、子どもを「天才」だと信じ、そう接し続けてほしいのです。
子どもにとっての世界とは、両親の言葉であり、周りの大人たちが発する言葉なのです。
両親や大人たちが、天才として接すれば、子どもたちは自分は天才だと信じ込みます。
だから、あなたの一言は子どもの人生すべてを決めると思ってほしいのです。
そして、もし、今、あなたが自分自身の才能を無限大にし、可能性を開発したいのであれば、自分のことを全力で信じ、可能性を広げてくれるメンターやコーチ、トレーナーを持ってほしいです。
なぜなら、それで、わたし自身の人生が変わったからです。
■2つ目の秘訣からの問い
「今、あなたは自分自身を才能が発揮できる!という信念を持ててますか?」
3つ目の秘訣:基礎を徹底すること
基礎の徹底により、大事な場面で迷いが無くなり
集中でき、結果が出る。
疑いがなくなれば、それが自信となる。
※1月に放送されたNHKのテレビ番組「勝てない相手はいない~錦織圭 成長の軌跡~」
マイケル・チャン氏は、錦織選手があまり好んでしていなかった基礎の練習を徹底させました。
何度も何度も、基礎を打ち込み続けたそうです。
結果、積み重ねられた基礎の力は、本人のかけがえのない自信となりました。
これは、バスケットボールで、中学・高校のチームを56回日本一にした監督・井上眞一さんが最も大切にしていることとも一致します。
※詳しくは、井上さんを取り上げた「日本一を56回実現した井上眞一監督の『人を育てる5つの秘訣』をご覧下さい」。
また、わたしのメンターである須田達史さんが、世界チャンピオンを8人育てたときの練習法とも一致します。
基礎の基礎を、何万回も打ち込み続ける。
この徹底した基礎の練習が、選手の根本をつくる自信となり、
迷いの無い動き、ショットが出るようになります。
基礎を徹底して繰り返すことで、
自分が自分自身を信じる理由になり、
強い自分自身への信念が生まれ、自分は勝てる!という「セルフイメージ」が生まれるのです。
わたし自身は今、毎日3時間かけて自分自身の基礎作りの時間を取っています。
- エンブリオと呼ばれるお風呂でするトレーニング
- 宇宙禅と呼ばれる自分を空にし続けるトレーニング
- 宇宙体操と呼ばれる自分の体の波動を高めるトレーニング
- 中心道と呼ばれる自分の肚を磨き上げるトレーニング
これらを合計1日3時間徹底して行うことで、人のミッションを探すお手伝いをする世界一の講演家になるための波動を高めています。
このトレーニングを毎日続けることで、
自分自身は誰よりも、自分自身の可能性に取り組んでいる!
自分は世界一の講演家になれる!
という強い「セルフイメージ」が出来上がってるのです。
■3つ目の秘訣からの問い
「あなたはどれくらいの時間を基礎の徹底的な繰り返しに費やしていますか?」
4つ目の秘訣:「ここというときに焦らない」
圭が勝てなかった試合は、ここだ!というところで焦ってしまった。
あの試合は、待つ試合だった。
※1月に放送されたNHKのテレビ番組「勝てない相手はいない~錦織圭 成長の軌跡~」
わたしたちの日常でもそんな事はないだろうか?
攻めてはいけないときは、攻めてしまう。
これは、須田達史さんの教えからいくと
「気が上がっている」状態と言うそうです。
気が上がると、体の中心軸がずれ、
自分らしさを失い、前のめりになり
本来の力を発揮できなくなります。
常に平常心で自分自身の力のすべてを発揮し続けるためには、
体の中心を安定させるため、「丹田」を開発する必要があるのです。
「丹田」が開発されると、平常心が保て、
気が上がらなくなり、結果、自分の力を常に発揮できるようになります。
そのために、1日3時間のトレーニングを自分に課して、
丹田開発をしているのです。
これによって、肚が練られ、自分自身への信念が深まり、
どんな場面でも気が上がらず、平常心が保てるようになってきたように思います。
■4つ目の秘訣からの問い
「あなたは、どんな場面で気が上がりやすいですか?」
最後に・・・
マイケル・チャンから錦織選手への手紙
「最初に出会った時、君は自分を信じてなかった
もし、今の自分に満足しているなら、わたしは必要なかった。
たった一年で違う人間になれないだって?
いや、それは可能だ!
人が酔いしれる奇跡のショット
しかし、人々はその裏にある汗と涙を知らない
私は小さなものが
勝者になれないとは思わない
何を疑うんだ?
何を迷うんだ?
自分を信じる力を手に入れた君は、
もう一年前の君ではない。
自分への疑いが無くなれば、それは自信となる
テニスプレイヤーは孤独だ
頂点の闘いは、肉体ではない
むしろ精神の闘いだ
テニスコートに入ったら
君は1人だ。
学んできた
すべてを試すんだ
成長のために
与えられてきた全ての試練を活かすんだ」
※1月に放送されたNHKのテレビ番組「勝てない相手はいない~錦織圭 成長の軌跡~」
自分たちの生活でも活かせることを、さらに探りましょう。
■5つ目の秘訣
「自分自身に満足しているなら私は必要ない、
自分への疑いが無くなれば、それは自信となる」
わたしは、この言葉がとても響きました。
師匠の須田達史さんと出逢うまで、わたしはある程度、自分自身に満足をしていたからです。
出逢った瞬間、それを一瞬で見抜かれました。
わたしは、まだ自分に納得していません。
「こんなもんじゃない!」
今では、そう思うようになりました。
自分の可能性はもっと発揮できる!
まだまだ満足できない!
もっともっと人へ貢献できる!!
使命をもっと果たせるはずだ!!
飽く無き自分自身の成長に向かって、さらに挑戦します
そして、「自分自身が自分に疑いを持っているなら」
それを徹底的に分析して、書き出して、
自分への疑いを払拭できるほど、自分に向き合おう。
自分への疑いがあるということは、
自分が自分に対して伸びしろを感じていて
そこを取り組むことによって自分が伸びれる!
ということを自分が知っているからなのだ。
このように、自分自身の疑いに目を向け、
圧倒的な行動を自分に対してやっていくと
自分への圧倒的な自信が生まれます。
それがやがて、強い信念となり、
その強い信念は、あなたの可能性を無限大にするのです。
最後にもう一度、5つの秘訣をまとめます。
■ 1つ目の秘訣
自分の長所と短所を知り、長所を活かせ!
■ 2つ目の秘訣
世界一の選手でも自分が勝てると信じること
■ 3つ目の秘訣
基礎を徹底すること
■ 4つ目の秘訣
「ここというときに焦らない」
■ 5つ目の秘訣
「自分自身に満足しているなら、わたしは必要なかった、
自分への疑いが無くなれば、それは自信となる」
この5つの秘訣から学べることを日常に活かし、
自分自身の可能性を無限大にしてください!!
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⑥才能を開花させ、天才になる4つのステップとは?
⑦魂の声を聴くためには?
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ピース小堀にとっての
マイケルチャンは、メンターである須田達史氏です。
須田達史氏は、
世界チャンピオンを8名、
日本チャンピオンを20名生み出した
世界的トレーナです。
現在は1000名を超える経営者を指南し、
ジャンル関係なく、人々の能力を引き出し
続けています。
どうすれば、須田達史氏のように相手の能力を引き出し、
相手の可能性を最大限まで引き出せるのか?
ということをインタビューした音声があります。
経営者、マネジャー、コーチ、カウンセラー、先生、講師業を
されている方には、ぜひこの音声を聞いてもらいたいです。
■音声の目次
●戦後70年間封印された日本人の覚醒を生み出す秘伝のボディーワークとは?
●如何にして自らを覚醒させるのか?
●如何にして相手を覚醒させているのか?
●世界一の選手が1分間に4回あることをする理由
●明治天皇が全国民へ義務付けた今は無くなった秘伝のボディーワークとは?
●世界一になる人間の共通点はみんな□□である
●相手の能力を引き出す上で、一番大切なのは□□である
●相手の可能性を引き出す側に最もられる1番大切なことは□□である
●なぜ、須田塾へ通う事で口コミだけで半年後満席になる居酒屋が誕生したのか?
●なぜ、須田塾へ通う事で利益率7倍の美容室が誕生したのか?
などなど
聞き応え満載の音声になっています。
音声はこちらでダウンロードできます!
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